どうも、スワンです( 'ω')
先日のエントリで引越し記念にこれから新居のDIYをまとめていこうかと思ってますーって予告したのでさっそくDIYシリーズ第一弾です。
ひとまず我が家のスペック。
- 2DK
- 賃貸
- 築32年
- 普通に改造禁止
と、超よくある平凡過ぎるスペック。もちろんデザイナーズでもなければなんでもない、お世辞にもおしゃれとは程遠い我が家ですがここでどこまで家を傷つけず原状回復OKで改造できるかDIYでトライしてみようと思います。
さて、そんな記念すべき1つめのDIY記事ですが女子らしい可愛い小物アレンジとかではなくしょっぱなから飛ばします。
ひとまず、床を変えてみた( 'ω' )b
ずーっとやりたかったことその1:納得のいく床を作る。
ほら、ファッションとかでもおしゃれに見せたいなら「面積の広いアイテムに金をかけろ」っていうじゃないですか。デニムとかコートとか。他はユニクロでいいからポイントと抑えれば一気に印象変わるよ!って話。
自分はそんなに洋服に金出せるタイプじゃないんですが(笑)それって部屋も一緒じゃないか?ってことで面積の大きいものといえば床と壁。表面積で言ったら壁のほうが広いですが、壁はまあ無難によくある賃貸の白い壁紙なのでいったんおいておいて。
こちらがもとのダイニングの床(すでに木材を置いちゃってますすみません、笑)
どの賃貸にもある艶っぽいフローリングです。わたしはこのフローリングが大っ嫌い。なんとも言えない色、艶の感じも安っぽくて悪目立ちしている。なにより、賃貸のデフォルトの床がおしゃれな家具とマッチした試しがない。旧居でも似たような床だったのですがどうしても好きになれず、次は絶対に床から変えるぞ!って決めてました。
それを試行錯誤の結果…
じゃん!無垢の床にしちゃいました!
今までで一番大物だったこともあり前途多難の連続でしたが、失敗したこともまるっとの含めてお話ししようと思います。それではさっそくいってみよう( 'ω')b
まずは材料から。
今回床の素材に使用させて貰ったのはWOODPROさんの5mm厚の杉材の足場板です。足場板とは工事現場で使われる作業用の板で味があると最近人気になってきています。本当は15mmとか35mmの分厚い板の方がしっかりしているしそりも少ないので床には適しているのですが、トイレのドアの下の隙間の関係で最大でも2cm以下にしないと開かなくなってしまうことや、大量の木材がどれだけ殺人的な重さなのかは今までのDIY経験でよく知っていたので使い勝手も兼ねて一番薄いものにしました。
さらに今回はその新品の足場板の仕掛け売り(ちょっと不揃いだったり節が取れてる品が混じってるので安い)を180枚購入。正規品よりかなりお買い得だったので、不揃いは悩みましたが引っ越し当初でお財布がちょっときつかったのでこちらを購入。確かに穴あきやサイズ違いはありましたが、まあ上手に切り落とす部分に当てたり工夫すれば全然OKでした!初心者の方は正規品を購入した方がとっつきやすいかもしれませんがお金には変えられませんのでそこは各自で判断してください。
ちなみに仕掛け売りはこちらのブログだけで不定期に販売されているようなので気になる方はお問い合わせしてみてくださいね!どうやら中の方は蕎麦アレルギーのようです(笑)
そしてもうひとつ、今回試したかったのが剥がせるボンド。
床に直接塗ってその上から木を貼れる、且つお湯でふきとれる新素材のピールアップタイプのボンドということ。他の床をDIYした人のブログで紹介されてたのでいいなーと思いさっそく購入。
しかしこいつが悪夢の始まりでした。
まずはこんな感じで床に並べるイメージを固め、むふふいい感じだぞ!とウキウキ気分で床にボンドを塗りたくっていくこと小一時間。このとき一応テストとして全面に塗らなかったのが救いだったのですが、上機嫌で床に板を貼っていくとおやおや…?
めっちゃ反って剥がれてくる(;▽;)!!!
写真がなくて申し訳ないのですが、薄い板は乾燥すると一気に反ってきます。もちろん薄くて柔らかい素材なので押さえつければ簡単に戻るのですがその反りの力にボンドが耐えられない模様。「剥がせる」ということは「粘着力は弱め」ということをすっかり忘れていたわたし。たぶんですが素材自体に重みのある30mmとかしっかりとした厚めの板なら平気なんだと思いますが、今回軽さを選んだのも悪かった模様。押さえつけたり重石を乗っけてみたものの虚しくもペロッと剥がれていく板たち…。
格闘すること数時間。いろいろ試してみましたが
これはどうやってもダメだ(;▽;)!!!
と撤退を決意、久々にDIYで大誤算でした…
これでまた明日考えよう〜と軽い気持ちになれたらよかったのですが、実は引っ越し業者が来るのが明日(爆)荷物が入る前にどうしても床は貼りたかったので大急ぎでプラン変更!正攻法のコンパネを床に敷き詰めてビスを打つ作戦にしました。
(この方法とボンドの二択で悩んでたので段取りは早かったのが幸い)
この日は友人にも手伝ってもらってたのでホームセンターへ走る買出し組と一部の貼った床を剥がす作業組に分かれて行動し作業はヒートアップ。本当、ドタバタすぎて友人やめられるかと思いましたみんなありがとう…。
今回購入したコンパネさん。
一枚1500円ほどの12mm厚の1820*910mmのコンパネを12枚購入し大急ぎで家に持ち込む不審な集団。私たちを見かけた同じマンションの人は「何事か」という不安げな表情でこちらを見ていました。ゴメンなさい怪しいけど安全な集団です!!!
買ってきたコンパネを部屋に沿って敷き詰めていきます。時間があるならホームセンターでカットしてもらう方が楽チンなのですが、今回は計算してる暇もなかったので自宅で切りました。丸鋸はまだ購入してないので(流石にマンションで使うにはうるさいし)手鋸でギコギコ。12mmってめっちゃ硬いので汗だくで次の日クッソ筋肉痛でした。
板の上で別の板を切るとビニールシートがなくても床が汚れないのでオススメです。
敷き詰めたコンパネの上に杉板をビスで留めていきます。
互い違いの方が見た目がかっこいいのでちょっと手間は増えてしまうんですが5mm板を何枚かカットして交互になるように順番に貼っていきます。
相棒の電動ドリルBOSCHちゃんが大活躍。
打ち所が悪くて何枚か割れてしまったり、仕掛け売りの板なので多少隙間が出来ますが気にせずドンドン貼っていきます!!!心が折れる前に張らねばという使命感がたぎります。
そして木にヒビが入るたびに、
「ほら、ちゃんと木の声を聞くんだ!!!」
と、叫びながら慎重に打ち所を探す。大学の時に彫刻の先生が当時「木の声を聞かないと思うように木彫はできないよ」って言ってたのを思い出したのです。まあ、要はもうよく分からないテンションになってました(笑)
同じ要領で寝室や脱衣所にもコンパネを敷き、板を貼っていきます。反り対策も兼ねてコンパネの間は養生テープで留めておきました。こちらは寝室ですがとても引っ越したばかりの新居には見えない(笑)
また隙間や柱の角などは細かい調整が必要だったので骨が折れましたが、めげずに板を貼っていきます。
MAX辛かった洗濯機と洗面台の間。
結局夜中まで作業して、当日終わったのはリビングの半分ぐらい(笑)冷蔵庫とか先に張っておきたい場所を優先して作業したので引っ越し業者さんには作業途中のきったない部屋に荷物を運び込んでもらうことになりました、笑
残りは毎週末や仕事が終わった後にちまちま作業して、なんだかんだ全てを貼り終わったのは引っ越して3週間くらい経った頃でした( ˘ω˘ )☆
そんな苦労を経て、こんな安っぽかった床も…
うーんやっぱりやって良かった!!!
無垢なこの感じ、たまりません。
寝室はこんな感じ。前の家で使っていたこれまた自作のベットを置いてニヤニヤ。(トイレットペーパーは気にしないでください、笑)
正直途中に泣きたくなるほどハプニングの連続だったのですが、今となってはいい思い出ですし本当にやってよかったと床を見るたびにニヤニヤします、毎日家に帰るのが楽しみになりました。これからグリーン置いたり棚作ったりしてどんどん自分好みの部屋に改造してく予定です。
あと、床をDIYして嬉しい誤算だったのが断熱効果。
真冬でも素足で平気で過ごせるくらいほんのり暖かいです。作業用のアトリエだけは無垢の床にしなかったのですが、比べるともろに冷えていてまさに床冷え状態。日当たりがいいので日中はまあ我慢できますが冬に素足は辛いです。床冷えに悩まれてる方は今回のコンパネの下に銀マットを敷き詰めてから床を作るとさらに効果UPなので是非試してみてください。笑
以上、賃貸でも出来る無垢の床のDIYでした。面積が大きいDIYは達成感も効果も桁違いです!正直私は予想外なハプニングが多かったので苦労しましたが、きちんと時間をとってホームセンターでカットした木材を使えば週末にはできちゃうと思います。わたしの失敗を糧にしてみなさんがスムーズに作業できる事を祈ります!笑
このあと床に保護用のオイルもいくつか試したのですがそれはまた次回!そして既に別のDIYも着々と進んでるのでゆっくりまとめていこうと思います。
ではでは( 'ω')
(追記)
床を貼ったあと、後日オイル系の塗料を塗ってみました( ᐛ )و
12コメント
2017.02.06 11:20
2016.02.09 01:15
2016.02.09 00:36